犯人は私の隣の席のブタゴリラ(仮名)でした。

日頃車を大事にしているとは言い難い私でも、もし車体にでかでかと落書きをとされたなら、ショックで丸一日以上は立ち直れないと思う。
中学時代の担任の女性教諭が、何者かにより自分の車に「ドブス」「死ね」「ヒラメ」「ウンコ」その他文字にならない幾つかの傷をガリガリと刻み付けられた事があった。その時彼女は涙で声を震わせながら「私はみんなを信じてる」なんて熱い言葉を吐いた直ぐ後に、クラス全員に目を閉じさせ「でも、もしこの中にやった人がいるのだとしたら手を挙げて。絶対に私、怒ったりしないから。ね」と犯人探しを始めてしまうという自家撞着に陥っていたのだけれども。あれは本音と建前の一騎打ちに本音が負けた瞬間だったんだなあと思うと同時に、あの仕打ちにも理性的な部分を失いきらずにいる事が出来た先生は強い人だったのだなと再評価してしまった。勝手に。
未だそういう被悪戯経験が無い私は今まで、落書きされたら一番凹むのは「死ね」だと思っていたのだけれど、知人が落書きされた言葉に(それがあったか!)と凹みそうランキングの順位を付け替えた。
マン□*1なんて書かれたら意味が解らな過ぎて相当凹む。

*1:女性器の別称