『ふたりにクギづけ』

若貴に爪の垢を飲ませてやりたいくらい仲睦まじい兄弟を、マット・デイモングレッグ・キニアが演じたコメディ映画を鑑賞。『メリーに首ったけ』『愛しのローズマリー』のファレリー兄弟作品。
兄弟は兄弟でも結合双生児な二人は、簡単に言うと体が一部分くっついて離れないベトさんドクさん状態なのだけれども、その障害を逆に活かして二人で三人力にしちゃうもんね的逞しさを持つ好人物として描かれており、やり方によっては不謹慎になりがちな障害者ネタも素直に笑えた。
脇役も、あったかい故郷の仲間達をはじめ、すきあらば寝てるアパートの管理人だとか、天然ぶりがすさまじい隣人、老人カートで爆走するマネージャーなどなど良キャラぞろいで、住みたいと思った、映画の中に。現実逃避させられ過ぎた。

あとシェールが、自分自身をよりイヤな人として演じていたのだけれども、あの人を観ると必ず頭に浮かぶPVのタイトルが思い出せない。たくさんの水兵達の前でV字型水着(ニプルと股間をV字のラインだけで隠してたスゴイ水着)着用で唄っていたやつ。(って誰に聞いても、そんなのしらねと言われる。私の記憶違いか。夢の記憶か)