夏は痩せる季節やのに、どうして肥えるん?
と心の中の節子に訊ねられたのを機に、納戸の中で過去の遺物になりかけていた筋トレ用具、アブ・スライドを引っ張りだし、毎夜転がし始めて数週間が経過。
日を追うごとにその運動自体は楽勝になってきており、回数も負荷も増やしてはいるのだけれども、我が腹肉は相変わらず存在感たっぷりで、やっぱりバッタモンのマシンだからなのか、それとも削ったそばからその分を補うべく肉が追加されているからなのか、原因はわからないながらもとにかく、この肉が憎うございます。