最近観た作品リスト。

以上、記憶にまつわる三作品。自分の記憶力にあまり信頼を置いていない私は、こういうテーマの作品にどうも弱い。

クリスチャン・ベールさん(主人公)が工作機械でちまちまと蝙蝠手裏剣を作る姿には、既視感を覚えた。後からよく考えたら、単に同じくベールさんが『マシニスト』で演ってた機械工役とダブっていただけだった。それにしても、謙さんの役はあれで、いいのか、謙さん……。

改めて観ると、無茶苦茶な設定(女子高生組長て)や、謎のカメラワーク(例えば終盤、組事務所の屋上でのシーンは上空からの遠景で、最後まで寄ることなく、登場人物豆粒のまま描ききったり)等々、突っ込みどころ満載なのだけれども、好きか嫌いかでいえば、確実に好きな一本。
たぶん初観賞時の自分は、性交のなんたるかをよく解っていなかったと思うのだけれど、そんなおぼこなリトルミーが、渡瀬さんと風祭さんのハードな濡れ場シーンを目にしたときはさぞかしえらい衝撃を受けたことと思う。目の毒。