仲の良い友達がはまっている宗教じみた思想関連の書籍を譲られて、忘れた頃にそれについての感想を求められた時、どう答えたらその子の感情を害さないで済むか。
と相談されて、「その本の内容を肯定しつつも、自分にはしっくりこない旨やんわりと伝えたらいいのでは」と答えながら、なぜわたしにはそういうお誘いじみたものがちーっとも来ないのかという疑問がわいてきて、少し寂しくなった。
だって書籍の人はわたしの友達でもあるのに!飲み会のときには、彼女の神秘体験を感心しながら聞いている風を装っていたのに!わたしにもその本、くれよ!
とはいえまあ、興味のない話題における発言態度諸々の心のこもらなさ加減たるや高田純次並みなわたしであるから、仕方ないんだけどもさ。