ビリー・レイ監督『ニュースの天才』

SWでおなじみのヘイデン・クリステンセン君が、スクープを捏造してその地位を追われた実在の元政治雑誌記者を演じている作品。
主人公のグラスは一見、同僚等に対する気配りを怠らない好青年に見えるのだけれど、徐々にその気配りが病的であること、気配りの裏にある「僕はこれだけやっているのだから相手も僕を守ってくれて当たり前」的な甘えが感じられて、なんだこいつ……と引きまくりのままエンディングまで、欠片も共感することなく観終えました。

ニュースの天才 [DVD]

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特典映像でグラス本人も登場。それを観て、ヘイデン君は忠実に彼のへっぽこぶりを再現していたのだなと思い感心しました。40点。