真夜中の二本立て。

劇場公開時にCMで「ありえねー」を連発してた通り本当にありえねー。この監督さんの映画はアニメを観る感覚で観たらいいんだなと思いました。関係ないけど、どこかで観たことのあるあの大家さんは多分『ポリス・ストーリー』で敵役だったあの人じゃないか。と思い込んだらなんだかうれしくなりました。潜入したジャッキーに「兄弟」とか言って肩を組んでいた人。

ベン・ステイラーはシリアスモノに向かないのかな……と悲しくなった。(いや、脚本が悪いだけかも)内容は、ヤク中の脚本家がゆきずりの女性といたしながら語る、ロスで経験した出来事なのだけれど、絶えず注射してるか、ハイになってるか、トラブってるか。実人生なんてそんなものかもしれないが、救いが無いなあ……と軽くべっこり。夜中に観るもんじゃない。