ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ。

西洋風の街道(石畳の道)が太巻き寿司の海苔だとして、私は白飯や具といった位置関係で、道はリズミカルにゴロゴロと私を巻いてゆく。そんな夢を見た。延々と続く巻き込み音(ゴロゴロ)が、やけにうるさいなあと感じたその頃、現実の世界では稲光をともなった雷鳴がしばらく鳴り続けていたらしい。今回も含めて、夢と現実の境目が曖昧で不安になるときが、ときどきある。