テレ東『おりん』第十三話・伊賀 道悦の野望
伊賀の里を舞台に、(伊賀)忍者VS(手鎖)忍者の戦い、攻防を中心にしたお話。主人公のおりんは今回は、どちらかというと蚊帳の外気味だった。
- 山道、追手の手鎖人・多聞天らによる攻撃をしのぎ、ゼェハァしながら逃げるおりん
- おりんの垂らした血の痕を追って、手鎖軍団が歩を進めようとしたところドドドドッと飛び道具攻撃が!
- 女手鎖人・弁天を従えて登場の首領曰く、そこからは「伊賀の結界」でこれを破れば命の保証無しなのだそう
- なので正面切って伊賀のお屋形・藤森長門(長門裕之さん)に「お目通り願う」ことにした首領
- おりんは多聞天の攻撃(毒が仕込まれていた模様)で受けた傷の所為でヘロヘロとなり、腰掛けていた沢の岩場で失神
- 失神おりんに気づいた伊賀忍者・左源太(元・グレチキの北原さん)は、おりん所有の姉さん人形(紙人形)に「!」となり、とりあえずかくまうことに
- 伊賀のお屋形邸にて、トップ会談。首領にお茶を出す、お屋形の孫娘(?)・蜻蛉(大竹一重さん)は、小さい頃にも一度この首領に会った事があるらしい
- 伊賀来訪の目的を尋ねられた首領、その野望を熱く語る
- 戻りの遅い首領を気にかける手鎖軍団。「おせえなあ」とか言ってジリジリ
- 首領曰く「先代・吉宗公の時代、首領の今は亡き父親は御庭番筆頭の地位を望んだのだが、実際にはおりんの父上がそこにおさまり、首領父は闇の御庭番(暗殺組織)筆頭という汚れ仕事を押し付けられた。必要がなくなれば切り捨てる、そんな吉宗による冷遇により不遇な晩年を過ごし死んでしまった父の姿に、「よーし、俺は天下に操られるのではなく、自分が操ってやるぞ!!」と決意。目指すは「幕府の黒幕」」
- 野望実現のため、手鎖の配下につき協力するよう求める首領に「血迷うな!」と一喝、一蹴するお屋形さま。伊賀の人は争いを好まないらしい
- 失敬な申し出をする首領をやっちまえとばかり取り囲む伊賀忍者、しかし煙幕ドロロンで無事逃避する首領
- 左源太と蜻蛉はおりんの枕元で、首領来訪についてやら、おりんが宇吉(とん平)の知り合いに間違いないだろうことなどを話し合う
- 左源太は首領が昔から大嫌いだったけれども、蜻蛉は昔の首領(蜻蛉は少女時代、大怪我をして里に保護を求めた首領を親身になって世話をしたそう)には良い思い出しかないっぽい
- 目を覚ましたおりんに名乗る「伊賀の蜻蛉です」。ここで初めて自分が伊賀に入り込んでしまったことを知る、お
- お屋形に対面し、まっさきに結界破りにつき謝罪するおりん。そんなにいけないことなのか
- お屋形から首領来訪の目的を教えられるおりんと蜻蛉
- 驚く蜻蛉に「もう昔の道悦ではない。あれは非常な鬼に成り果てた」と諭すお屋形
- ここで、伊賀の里と宇吉、宇吉の主人だったおりんの父上とのほのぼのした関係について、お屋形と蜻蛉の口から聞かされるおりん
- 宇吉(とん平)とその孫娘・おつるは一足先に伊賀を訪ねており、後から来るであろうおりんのことをよろしく面倒見てやってくれろと言い残していった模様
- 手鎖軍団の元に戻った首領。弁天を伊賀に潜入させることに
- 山に立ち上る伊賀の狼煙に気づいた、たくましん(弥十郎)と佐介。伝書鳩でメッセージ送信
- 伝書鳩は、バカ殿への直通だった!私、たくましんはてっきり大岡の部下だと思ってたよ。そうかあ、バカ殿(の振りをしている殿)かあ、そうかあ
- 江戸では、田安一派がまだ冷飯喰らわされ続けているよう。「おのれ!大岡め!!」と自然、槍の稽古にも熱がこもる田安殿
- 「ていうか、道悦どうした?」とのん気な、田安&老中・土佐
- 伊賀に潜入した弁天、あっけなく気づかれ逆に、おりん、蜻蛉、左源太による包囲網に引っかかる
- 尋問部屋で縛り付けられた弁天、首領のろくでもない本性やら何やらを教えられても尚、手鎖をやめる気無し。弁天は首領ラヴ、みたい
- 伊賀のお屋形、爆弾を手に何やら決意。相討ち狙いの自爆攻撃する気か!?
- 片や自分の野望のためなら手段を選ばずの自己中首領と、里の為に自己犠牲のお屋形て、やけに対照的だなあ
- 作戦会議の結果。左源太とお屋形は共に道悦のもとへ行き、蜻蛉はおりんを里の端まで案内することに
- ここで、伊賀の人にはじめて旅の目的を打ち明けるおりん。「それ(子供に会うための旅というの)は、いいなあー」とニコニコするお屋形。なんかいい人だなあ、この人
- 首領VSお屋形、直接対決。お屋形が「弁天をつれて去れ」と、穏便解決を提案するも却下される
- 仕方ない最後の手段……と、道悦にしがみつき自分の身に巻きつけた爆弾を炸裂させようとするお屋形
- これを弁天が邪魔して、作戦失敗。爆弾は弁天とお屋形の近距離でハネ、二人とも死亡
- お屋形「伊賀と蜻蛉を頼む」と左源太に
- 弁天は切なそうな目で首領を見るも、ご苦労!ご苦労!と軽く言われ、いろんな意味で絶望
- 左源太、首領に切りかかる。そこにやっと、たくましん来た
- たくましん、首領一味を撃退
- 里の端までおりんを送り届けた蜻蛉、ふと山を見ると狼煙が!(お屋形の死を悟る)慌てて里へ
- 一人取り残された山道、石仏だか道祖神の前に佇むおりんの背後から多聞天、大槍とともに登場。この人の所為で、石仏の右上がボコォーってえぐられる
- レオタード、ジャーンプ、そして小刀を失いつつも、クールに手鎖御免
- 平和な伊賀の風景(この平穏を守るために、お屋形さまは死んでしまったんだなあとしんみりするところ)
- 一方江戸では、田安殿と老中がやっとこ道悦のヤバさ加減に気づき始めたよう
- ラストは何故か、丸太を居合(?)でぶった切る首領
- 首領の一芸コーナー、定着しそうだなあ。なんだかなあ