冬っぽい作品を2本鑑賞。

バッドサンタ [DVD]

体格も貧相、おまけに子供が大嫌いなウィリー(ビリー・ボブ・ソーントン)が嫌々ながら毎年末、相棒で妖精担当のマーカス(トニー・コックス)とデパートでサンタのバイトを勤めているのはクリスマス商戦最終日の金庫の中身が目当てなのだけれども、そんなろくでもない男の中で、ある少年(ブレット・ケリー)との交流をきっかけに何かが変わりだす云々というお話。
ウィリーになつき、影響を与える問題の少年が、あまりにかわいらしいブーちゃんだったため、終始ほくほくしながら鑑賞。オゲレツがらみや、差別がらみのギャグも愉快だったけれども、とにかくブーちゃんの一挙手一投足すべてがたまらなくよかった。


8人の女たち デラックス版 [DVD]

雪深い田舎町の豪邸で殺人事件が発生。8人の女たちを残し閉ざされた邸宅内で始まる犯人探し……というような物語。衣装と女優さんたちの美しさには思わずホゥとため息を吐いたものの物語にはさほどの深みは感じられず、ひたすらに目の保養。
作りはミュージカル仕立てのようで、8人の女性が一曲ずつ小洒落た歌唱シーンを披露してくれるのだけれども、前奏が聴こえてくる度、ああ、またか……とうなだれてしまった私には、ああいう趣向はどうも慣れなくていけなかった。