肉団子汁に入れる種を手でコロコロとこねくりながらふと、幼児の睾丸ってもしやこんな感触なのかな……と、考えてしまい即座に、いかんいかんそれはいかんよ!マイコーチック過ぎるよ!と頭を振り振りその考えを振り払おうとしたんだけれども、頭の隅っこの方では、あーでも、柔らかさの目安としてたとえば耳たぶなんか定番化しているわけで、タマタマだっていいんじゃないのかなあ……なんて正当化を試みるちっさい自分ミニミーがいて、ああ、わたし、なんかだめだわあとうなだれた。