「試しに読んでみて」と友人から譲られた、スピリチュアル関連の本。彼女はこれを私に読ませて、どうしたいのか、どんなことを望んでいるのか。仲間が欲しいのなら、私なんて望み薄このうえない人間だとわかっているでしょうに。となると、あの子は肯定的否定的を問わず、他人から何か意見やら感想が欲しいのかしら。そういえば、既に読まされたことのある子が以前「感想求められても困るんだよね」って途方に暮れてたことがあったものな。それに、贈り物をいただいたら、お礼とともにその感想を述べるのは礼儀ですものね……って、め、め、めんど……くさ。
夏休みも残り少なくなり、しぶしぶ読書感想文に取り組み始める学生さん気分でもって、ペラペラとページをめくる私。文字が大きいのでスイスイ読めそう。送り主の「宗教じゃないから」という言葉を信じて、先入観にとらわれずマジメに読もうと務めているんだがしかし、序盤から既にすごいデムパを感じてしまうのは、不慣れな受け手(私)の所為なのかしら。こういう本はあまり読んだことがないから何ともいえないんだけど、この筆者、こんなに色んな事を断言しまくって大丈夫なのか。言い切っちゃう自信とか、根拠ってどこから湧いて出てくるんだ。だんだん面白くなって、は全然こないけれど、頑張って読み進めるぞ。うおー。うへー。