もういいかい。まだまだだよ。

末恐ろしい名子役ダコタ・ファニングとデ・ニーロの競演映画『ハイド・アンド・シーク』のノベライズ本を読んでしまい、モノスゴク後悔しています。結末を知ってしまったことに後悔。どうせこうなるんだろという予測がことごとくビンゴしてくれた(そんな本…

就寝前習慣。

目が疲れるまでDVDを観て、それでも眠れない時には『本当の戦争の話をしよう (文春文庫)』を読んで気絶するのを待つというパターンが定着しつつあります。肌劣化速度がグングン加速。 この本は村上春樹さんが訳したからなのか、原文自体の持ち味なのかわから…

『彼が彼女になったわけ』

患者取り違えで性転換手術をされてしまった主人公の物語。 寝て起きたら胸にはでかパイを付けられ、股間は出っ張りを切られ、となれば誰でも困惑し激怒し絶望もするだろうし、主人公も死にたい…となったりするのだけれども、この人はその後の切り替えがとて…

隔週で買い続けるシリーズ全49巻。

三日坊主になるか、やめ時を見失って惰性で買い続けるか、でお馴染みのデアゴスティーニ*1から『XファイルDVDコレクション』が創刊とのCMを観て驚きました。これは、熱烈ファンの人は買うのでしょうか。DVDを既に持っていても買うのでしょうか。 私は買いま…

私はまだ生きています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050220-00000414-yom-soci 駆けつけた救急隊員により死んでいると判断されてしまった人が、検視の段になって実は生きていると判明……というニュースを聞いて、不謹慎ながら即座に思い出してしまったのはキングの短編「第…

物語に出てくる(架空の)名曲を聴いてみたくなる。

全編にわたって軽い雰囲気が漂っていた所為か、さくさくと読了。 死への恐怖に日々苛まれているおくやみ欄担当(の新聞)記者が主人公。46歳という設定ながらとても若い印象、というかガキっぽくて憎めない感じ。有名人の享年を暗記して、自分だけでなく会う…

キャディは哀し。

主人公ブラウンを彼の愛する女性は「矛盾していて怖い」と言うのだけれど、その矛盾こそが彼の魅力だと思った。暴力や汚い世界に身を浸している側らクラッシックを愛し、正しい心と人を見る優しい目を持つ男性。そんな彼に引っ張られ一気に読了。 エルロイの…

購入リスト

ロックンロール・ウイドー (文春文庫) 雑誌の書評欄に素直に影響を受け購入。ハイアセン作品との初接触。 ランゴリアーズ (文春文庫―Four past midnight) 自分はTVドラマ化された『ランゴリアーズ』を観ただけなんだと思い込み原作を購入。ところがこれ、既…

価値観をテストされているようです。

家で会社で長期に渡ってチマチマと読み進めてきた本もおよそ80頁を残すばかり。ようやくゴールが見えてきました。長かった……よ……。異星の客 (創元SF文庫)作者: R.A.ハインライン,井上一夫出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1969/02/24メディア: 文庫購入: …

もう一つの人生。

誰でも一度は自分の人生を振り返って、あの時こうしていたらなどと(後悔とまではいかなくても)もう一つの道に思いをはせたりする事があるように思うのですが。それも気持ちが上向きの時ならばいいのだけれど、下向きになっているときにそんな事を考えると…

命懸けだよ、学級会。

パニックというタイトルとは裏腹に、級友と彼等を人質に教室に立て籠もる主人公とが繰り広げる学級会じみたやり取りは淡々と続き、時にのん気にさえ感じました。人間が簡単に殺されてしまう点はパニック映画的でしたけれども。バックマン・ブックス〈2〉ハイ…

チョコレートソースのようだけれど飲んだら危険

冬になる前に、交換までの走行距離が4000キロを超える前に、オイル交換作業をしてもらおうと行きつけのカーメンテ店へ。 作業ピットでの作業を待合室で視姦できるのだけれども、車体の腹下から抜き取られるオイルの様子はまるでチョコレートソースのようで非…

オヤジ目線。

今迄の私なら手を出さなかったであろう部類の本。現役時代には、スーツ姿で満員電車に揺られながら毎朝出勤をしていたような(今はもう定年退職を迎えてしまった)普通のオジサン達の物語で、これほどに心が動かされるとは思わなかった。不思議なくらいドッ…